ドクター中松の頭をもっと良くする101の方法 | BOOK REVIEW

ドクター中松の頭をもっと良くする101の方法

▼この本に関する情報▼
ドクター中松の頭をもっと良くする101の方法/中松 義郎 著(ベストセラーズ)

■■ ユ リ オ カ 超 特 Q さ ん ■■


 あまり大きな声ではいえないが、私は大のドクター中松マニアだ。中松先生が参院選や都知事選に出馬した時は必ず投票するようにしているし、街頭演説だって見に行っている。

 なにしろ5年前には中松先生の誕生パーティに自腹で(二万円!)参加しているくらいだ。

 思えばこの方ほど世界的な評価と日本での評価が違う人もいないのではないか。なにしろエジソンを越える世界の発明王である。

 だって世界発明グランプリを20年以上連続受賞してるんですよ!(自分で開催しているとの噂もありますが)とにかくフロッピーディスク、おしょうゆチュルチュルを発明しただけでも、もっと尊敬されてもいいはずなのに、相変わらず日本国民の中松先生を見る目は半笑いである。

 この本は「頭を良くする機械を発明する」と宣言して周りのスタッフからも笑われた(涙)、中松先生が我々凡人に、わかりやすく頭脳明晰になる方法を教えてくれるありがたい一冊なのだ。まずは食事が大切とばかりに発明品「ドクター中松ライス」「ドクター中松せんべい」を紹介。噛むことであごの筋肉を使うので脳を活性化し、それが結果的に頭を良くするとのこと。気になるその中身に着いては「頭においしい成分入り」と男らしくアバウトに断言。お馴染みのフライングシューズは全身の血行を4倍うながし、実際、フライングシューズを履いて通学させた子供たちの成績がうなぎのぼりになったという実験結果もあるらしい(!)。そんな頭の良くなるためのノウハウが101も紹介されているんだからホント最高です。と思ったら、アレ? 97までしか項目がないよ。ギャフン!! でも先生、一生ついて行きますんで。